蜂の巣の退治・予防を適切な費用で施工!蜂の巣駆除駆けつけ隊

蜂トラップの作り方|ペットボトルで簡単!スズメバチ捕獲器の効果

2021.08.23

蜂トラップは、スズメバチやアシナガバチの巣作り防止に役立ちます。

ペットボトルを加工して作った罠を、女王蜂が活動を開始する時期に合わせて設置しましょう。

「トラップを置いてみたけど蜂がかからない」という場合は、ボトルに開ける穴の大きさや誘引液のレシピを改良してみてください。

安全に使用するためには、適切な設置場所や設置時期を知ることも重要です。

当記事では、スズメバチ駆除に効果的な蜂トラップの作り方と設置の注意点を解説していきます。

市販品や業者依頼の選択肢も、あわせてご検討ください。

この記事でわかること
  • 捕獲効果を高めるペットボトルの加工方法
  • 蜂を引き寄せやすい誘引液の材料
  • 蜂トラップの使用を控えたほうがよい状況
目次

    薬剤を使わずに蜂退治!スズメバチトラップとは?

    蜂トラップとは、蜂の好む匂いでおびき寄せて捕まえる捕獲器で、「スズメバチトラップ」「ペットボトルトラップ」「スズメバチホイホイ」などさまざまな名称で呼ばれています。

    調味料や飲料などを混ぜて作った誘引剤で蜂を誘い込み、ボトルの中から出られなくします。

    すると、蜂はやがて力尽きて溺れ死ぬという仕組みです。薬品を使わない、環境にも人体にも優しい駆除方法です。

    春に単独で活動する女王蜂を退治すれば、スズメバチやアシナガバチの巣作りを防止できます。

    蜂トラップを作ろう!ペットボトルの加工方法

    ペットボトルを使ってスズメバチトラップを自作する方法をご紹介します。

    用意するもの
    • 空のペットボトル(1.5リットル程度)
    • ひもや針金
    • カッターナイフ
    ハチ捕獲器

    炭酸ジュースのペットボトルのように、凹凸がないツルっとした容器のほうが、中に入った蜂が脱出しにくいためおすすめです。

    ボトル上部に正方形の穴を4ヵ所開けます。

    H字に切り込みを入れて、上部を外側に、下部を内側に折り込んでください。

    上部は雨を防ぐ屋根になり、下部は蜂の脱出を防ぐ「返し」になります。

    穴の大きさは、捕まえたい蜂の種類によって調節してください。

    体の大きなオオスズメバチなら1辺が2センチメートル程度、その他の種類なら1.2~1.6センチメートル程度が目安です。

    穴が小さすぎると蜂が入らず、反対に大きすぎると入った蜂が逃げ出しやすくなります。

    オオスズメバチばかりを捕まえない

    オオスズメバチはスズメバチのなかでも最強だといわれており、他のスズメバチの巣を襲って捕食することもあります。

    他のスズメバチにとって、オオスズメバチは天敵なのです。

    そのため、オオスズメバチばかりを捕獲すると、キイロスズメバチやコガタスズメバチが捕食されずに数を増やしてしまうおそれがあります。

    蜂トラップを使用する際には、周辺の蜂の出没状況を調べて、生態系のバランスを崩さないように捕まえることも大切です。

    発酵がポイント!効果的な誘引剤のレシピ

    蜂を引き寄せる誘引剤は、身近な調味料や飲料で作れます。

    基本の配合

    日本酒:砂糖:酢=3:1:1

    1.5リットルのペットボトルに対し、誘引剤の量は300~400ミリリットル程度です。

    ペットボトルの底から1/3~1/4の高さまで入れてください。

    誘引剤のポイント
    • 乳酸エチル
    • 弱酸性で雑菌の繁殖を防ぐ
    • 酢でミツバチの誘引を防止する

    砂糖の甘い匂いも蜂を引き寄せますが、蜂が特に強い反応を示すのは、食物が発酵するときに発生する「乳酸エチル」という物質です。

    日本酒や芋焼酎はもともと乳酸エチルを多く含んでいます。

    そこに砂糖や酢を混ぜ合わせてしばらく置いておくと、微生物の働きによって発酵が進んでさらに誘引効果が高まるのです。

    酢は匂いでスズメバチやアシナガバチを引き寄せる他、雑菌の繁殖やカビの発生を防ぐ効果や、ミツバチを寄せ付けない効果もあります。

    ミツバチはめったに人を刺さず、ハチミツを製造や受粉を助ける益虫としての側面が大きいため、むやみに駆除しないようにしましょう。

    誘引剤には以下のような材料も使用できます。

    効果が高い配合は蜂の種類や生息地域によって異なる可能性が高いため、蜂がかかりにくい場合にはレシピを変えて試してみてください。

    代用できるもの
    料理酒・焼酎・ワイン・果実酒
    砂糖 ハチミツ・黒糖・オレンジジュース・ブドウジュース・カルピス
    リンゴ酢などの果実酢

    ワインや果実にも微量の乳酸エチルが含まれています。カルピスは高い誘引効果があり、乳酸菌の働きで雑菌を防ぐ効果も期待できます。

    この他に、非加熱の酒かすを加えるのもよいです。

    清酒酵母の働きで発酵が促され、殺菌効果も高まります。

    ペットボトルトラップを設置しよう

    ペットボトルトラップを安全に設置するためのポイントをご紹介します。

    設置時期や場所に注意して使用しましょう。

    蜂トラップの使用に適した時期は4月~5月

    蜂トラップの設置に最適な時期は、4月~5月頃です。

    スズメバチやアシナガバチの女王蜂は、4月~5月頃に冬眠から目覚めて活動を開始します。

    女王蜂が単独で営巣している時期に捕獲すれば、蜂の巣作りを防止できるのです。

    6月以降は攻撃的な働き蜂を多数寄せ付けてしまう危険があるため、蜂トラップの使用は控えてください。

    もしも6月以降に飛び回る蜂を見かけたら、蜂駆除のプロに相談しましょう。

    蜂トラップの使用に適した時期は4月~5月

    蜂トラップの設置作業に適した時間帯は、早朝か夕方以降です。

    多くの蜂は暗闇での視力がないため、夜間は動きが鈍ります。

    蜂に遭遇する危険性が低い、日の出前や日没後に設置作業をおこないましょう。

    設置場所は安全性と日当たりに注意する

    蜂トラップは毒針を持ったスズメバチやアシナガバチを引き寄せるため、設置場所に注意が必要です。

    設置場所のポイント
    • 人の通らない場所
    • 地上から2メートルほどの高さ
    • 直射日光が当たらない場所

    人通りの多い通路や建物の出入口付近は避けて、子供の手が届かない高さに設置しましょう。

    発酵に必要な微生物が死滅したり、誘引剤が干上がったりしないように、なるべく直射日光が当たらない場所を選んでください。

    蜂の捕獲器は市販品もある

    蜂トラップには便利な市販品もあります。

    以下の2つは、捕獲容器と誘引剤がセットになった商品です。

    設置方法や交換時期など、商品の注意書きにしたがって使用してください。

    業務用スズメバチバスター(SHIMADA)

    容器の中に誘引液と指定量の水を入れ、付属のフックで樹木などにつり下げるだけと簡単です。

    ハチ超激取れ(フマキラー)

    2種類の誘引剤と指定量の水を入れ、透明な板と組み立て式の屋根を取り付けます。蜂は透明な板を認識できないため、ぶつかって液の中に落下します。

    「ペットボトルを加工するのは面倒だけど誘引液は手作りしたい」という方は、以下の商品がおすすめです。

    ペットボトル用 ハチ捕獲キャップ(TAKAGI)

    誘引剤を入れたペットボトルに取り付けるだけで捕獲器が完成します。

    スズメバチ用の毒エサ駆除剤もある

    市販品にはスズメバチトラップの他に、毒エサで巣ごと退治する駆除剤もあります。

    スズメバチの巣撃滅 駆除エサタイプ(アース製薬)

    スズメバチの好む匂いでおびき寄せるのはトラップと同じですが、容器の中に捕獲するのではなく、遅効性の薬剤を混ぜ込んだエサを食べさせます。

    毒エサを巣に持ち帰らせることで、巣ごと駆除できる仕組みです。

    女王蜂の巣作り予防だけでなく、6月以降の蜂の巣駆除にも使用できます。商品の説明書をよく読んで、十分注意して設置してください。

    蜂トラップを使わないほうがいいケース

    以下に当てはまる場合は、蜂トラップの使用を控えたほうがよいです。

    • 女王蜂だけの時期を過ぎてしまった(6月以降)
    • 虫が苦手で近付けない
    • 家の中にいる蜂を駆除したい

    蜂トラップを安全に使用できるのは、女王蜂が単独で営巣している4月~5月頃に限られます。

    6月以降は働き蜂を大量に引き寄せてしまうおそれがあるため、トラップでの駆除は危険です。

    また、トラップで捕獲した蜂は、分別して処分しなければいけません。

    しかも、ハエやガなどの害虫も、誘引剤の匂いに釣られて多数集まってきます。

    「死骸でも近付きたくない」「見るのも嫌だ」というほど虫が苦手な方は、トラップの使用はやめておきましょう。

    家の中に入ってしまった蜂や、家の周囲を飛んでいる蜂の駆除にもトラップは使わないでください。

    家の中や周囲にトラップを設置すると、余計に蜂や害虫を集めてしまうおそれがあるからです。

    蜂トラップは巣作り防止に本当に有効なのか?

    春先に冬眠から目覚めたばかりの女王蜂を捕まえれば、スズメバチやアシナガバチの巣作りを防止できます。

    トラップでの蜂退治は、働き蜂の数が増えた巣を駆除するより安全で効率的です。

    しかし、捕まえた女王蜂の数と同じだけ、その年の蜂の巣が減るわけではありません。

    実は、順調に巣を拡大できる女王蜂はもともと少数で、寒さや雨などの気象条件で巣作りに失敗したり、天敵に襲われたりして営巣途中に命を落とすことが多いのです。

    また、トラップを仕かけてもすべての女王蜂を捕獲できるわけではないため、蜂の巣を作られてしまうことはあります。

    蜂よけスプレーで予防する方法もある

    蜂の巣作りを防止したいなら、蜂よけスプレーをまく方法も有効です。

    蜂が嫌がる成分を配合したスプレーを定期的に散布して、蜂が寄り付かないようにします。

    家の軒下や通気口、ベランダ、植木など、蜂が巣を作りやすい場所に重点的にスプレーをまきましょう。

    ただし、蜂の好む成分でおびき寄せるトラップと、スプレーで遠ざける方法は真逆の対策です。

    打ち消し合って十分な効果が発揮できないため、蜂トラップと蜂よけスプレーは同時には使用しないでください。

    スプレーでの予防は、6月以降も継続的に散布すれば働き蜂を寄せ付けない効果も期待できます。

    スズメバチ・アシナガバチに巣を作られてしまったら

    蜂トラップで予防をおこなっていても、スズメバチやアシナガバチに巣を作られてしまうことはあります。

    女王蜂が単独で営巣している段階のごく小さい巣なら、自力での駆除も可能です。

    厚手の長袖、長ズボン、帽子、手袋を着用し、十分注意しておこなってください。

    小さい巣の駆除方法
    1. 女王蜂が巣にいることを確認する
    2. 静かに巣に近付く
    3. 女王蜂に蜂駆除スプレーを10~20秒吹きかける
    4. 蜂が動かなくなったことを確認する
    5. 巣と蜂をごみ袋に入れて処分する

    働き蜂が羽化した巣の駆除は危険度が上がるため、自力でおこなうことはおすすめできません。

    蜂が何匹もいる巣の駆除はプロの業者に任せましょう。

    「蜂が飛び回っているけど巣の場所がわからない」という場合や、「虫が苦手で駆除後の蜂の処理が不安だ」という方も、蜂駆除業者に任せれば安心です。

    まとめ

    スズメバチやアシナガバチの巣作りは、4月~5月頃に女王蜂をトラップで捕獲すれば防止できます。

    蜂トラップは、ペットボトルや調味料、飲料などの身近なもので自作可能です。

    ペットボトルに開ける穴の大きさや誘引剤のレシピ、設置場所を工夫して蜂を誘い込みましょう。

    ただし、6月以降は攻撃的な働き蜂を多数引き寄せてしまうおそれがあるため、蜂トラップの使用は控えてください。

    夏や秋に蜂が発生してお困りなら、プロに駆除してもらうと安心です。

    予防も含めた蜂駆除をご希望なら、弊社までご相談ください。

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